おすぎのシネマ言いたい放題

映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このブログのなかにある!

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おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。
テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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恋とスフレと娘とわたし

おすぎ

恋とスフレと娘とわたし
映画を見ていて、オープニングから、まったく“ノレ”無い映画があります。
というより、“なんで、こんな映画見なきゃあ、いけないのよォ”と胸の中で毒ヅイてしまっていると言った方がいいでしょう。
まして、私の大キライな“友達のような母と娘”が主人公なんて最悪なパターンなのだもの、吐き気をもようす状態でスクリーンを見ていました。

ところが、ある瞬間から俄然、面白くなってきたのですからビックリ。それが「恋とスフレと娘とわたし」です。

3人娘の末の娘が縁遠いため、母親が出張ってきて“ウェブサイト”に花婿募集の広告を出し、応募してきた男たちを片っぱしから面接して、エリート建築家を見つけ出します。
一方、娘の前に別のミュージシャンの男性が現われ、娘は二股を…。
母親はミュージシャンが気に入らない、なんとか建築家に…とここまではイライラしっぱなしなのであります。
ところが母親の前にミュージシャンの父親が登場してきて、ふたりは恋におち、身体の関係が出来ます。
ここから母親のイヤ味が無くなって、“大人の映画”に変わってきます。母親はダイアン・キートンが演じ、長い間男との交渉がなかった時の渇いた状態から、久し振りに潤って柔軟になっていく様をシャレっ気を混えて見せてくれるところが見どころで、見終わって“悪くないなぁ”と感じさせたのはさすが…。

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■「恋とスフレと娘とわたし」劇場・作品情報はコチラ
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