おすぎ
2006-12-18 13:45

フランス映画で久し振りに興奮しました。
まあ、邦題のダサさには多少、ウンザリ気味(フィルム・ノワールを気取りすぎ…)ではありますが、なんという面白さ。
パリ、シテ島オルフェーヴル河岸36番にあるパリ警視庁の通りに面した壁にかけられている住所表示板を、まさに今、剥がそうとしているふたりの男。表示板を剥がし終えると一目散に逃走。
その描写中にカットバックで現金輸送車強奪事件の現場が挿入されていきます。剥がされた表示板は近くの酒場で開かれている警部定年のパーティーに、警部へのプレゼントとして身内の者が盗んだもの…という具合に、とても洒落て描かれていく刑事ものであります。
昔、親友でひとりの女を取り合って、今では憎みあっているふたりの刑事、人望厚きレオ(ダニエル・オートゥイユ)と権力志向が強く、出世にしがみつくドニ(ジェラール・ドパルデュー)が強奪事件を追っていくうちに運命の輪が狂い出し、思ってもみない方向につき進んでいきます。警察内部の腐敗、出世のためには総てを売る汚い手口の数々、迷宮入りするかと思ったらヒョンなことから銃撃戦に…。アッと驚く展開の数々。
ふたりの“鼻自慢男”が共演する、うまい映画なのです。
-----------------------------------------------------------
「あるいは裏切りという名の犬」作品情報・映画館情報はコチラ
-----------------------------------------------------------
- 公開映画
- コメント(3)
- トラックバック(1)


アメリ、タクシー、ニキータ、髪結いの亭主などフランス映画は好きです。そうそう、フレンチなしあわせの見つけ方では、シークレットでJ・Dがとってもステキに出てて、得した気分でした。