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映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このブログのなかにある!

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おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。
テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

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「それでもボクはやってない」

おすぎ

それでもボクはやってない
Shall We ダンス?」周防正行監督の11年振りの映画はコメディではなくて社会派ドラマ。それも裁判劇であります。満員電車で女子中学生に痴漢をしたと駅のホームで言われ警察に連れていかれた青年(加瀬亮)が、自分はしていないと否定しつづけたため拘置場に入れられ、検事の取り調べでも否認しつづけ、反省がみられないと起訴され、裁判に…。正義をつらぬこうとした人間が必ずしも裁判で無罪を勝ちとることが出来ないという不条理を描いています。

「塀の中の懲りない面々」などで拘置場などの風景は見たことはありますが今回の周防さんの映画はよりリアルに描かれていて、1回拘置されるとこういう生活を送らなければいけないのか、とつくづく寒々としたものが胸を吹き抜けました。そして裁判。どんなに秀れた弁護士がついても裁判官によって判決ってどのようにでもなることにア然。

日本の男たちは総て見ることをおすすめします。“痴漢”に間違われないための教科書といってもいい映画です。満員電車に乗る時はどんな状況でも必ずお尻から乗りこむべし、電車内では両手を上に挙げておくか、両手を脇の下にはさみこんでおくべし、というように…。なんという世の中!! を実感。

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■「それでもボクはやってない」作品情報・映画館情報はコチラ
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この記事へのコメント
  • 於兔音さん
  • 2007-01-16 17:26
はじめまして。
とてもみたい映画です。
周防監督が漸く作られた映画のテーマが予想を大きく覆されたということも見たい理由になりますが、なんといっても周防監督の作品だから、必ず見たい、ということでもあります。
おすぎさん、映画としての評価は、いかがなのですか、って、ここでお書きになるのですから、言わずもがななのですね。
  • チョコさん
  • 2007-01-18 04:41
おはようございます。
最近このブログを拝見しています。この映画を今週の日曜日に見に行きます。もうすぐ大学の学期末テストなので・・・
ちなみに「それでもボクはやってない」の公式ホームページには、大人300円の割引券が印刷できるので、お得ですね
  • かずさん
  • 2007-01-19 10:09
とても観たい映画です。
周防監督が当時の裁判官の方に何度も取材して作られた作品だと聞いております。
この映画がなかったら痴漢行為での裁判の99.9%が有罪になっているという事さえ知らないまま日々の日常を過していたと思います。
現在、東京の某所に住んでおりますが、痴漢でつかまっている?居る人を何度か見かけた事があります。
この映画を観た後は、ちょっと人に対する見方が変わりそうですね。
  • 北風さん
  • 2007-01-21 12:47
はじめまして。
昨日この映画を見てきました。正直、すべてがすべてに理由がないといけない裁判というところに、男の自分としては胸が痛みました。最近痴漢の犯罪テレビがよくある中で、被害者の思いに胸を詰まらせていたのですが、本当に客観的だったんだなと思わされました。冤罪はたまったもんじゃないな。裁判はたまったもんじゃないな。
はじめまして。
私はこの映画イマイチでした。
裁判シーンはリアルかもしれませんが、それ以外はどうなんでしょうか。女性弁護士が初めて接見した後にいうセリフ。だれもが悪くない設定のため誰にも(主人公にも)感情移入できない展開。そして判決の後わいてくる疑問。満員電車で制服の女子中学生と密着していたら、ごそごそ動くときに気になるのが普通では?
たくさんの人のお金と時間を使って、これ以上、君は何を?
ごめんなさい。初めてなのに言いたい放題すぎました。
  • お淋さん
  • 2008-02-02 16:15
ruhiginoue氏による、おすぎさんへの批判に、疑問を感じさせる部分を検証する為の資料として、お節介ながらリンク先をお知らせさせて戴きます。こちらのブログと読み合わせて見ますとruhiginoue氏(この方も映画評論家です)の言い分には、どうも納得が行きません。とても残念な事です。

夏への扉 The Door into Summer
http://ruhiginoue.exblog.jp/6093732/


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