2007-01-16 08:10

「Shall We ダンス?」の周防正行監督の11年振りの映画はコメディではなくて社会派ドラマ。それも裁判劇であります。満員電車で女子中学生に痴漢をしたと駅のホームで言われ警察に連れていかれた青年(加瀬亮)が、自分はしていないと否定しつづけたため拘置場に入れられ、検事の取り調べでも否認しつづけ、反省がみられないと起訴され、裁判に…。正義をつらぬこうとした人間が必ずしも裁判で無罪を勝ちとることが出来ないという不条理を描いています。
「塀の中の懲りない面々」などで拘置場などの風景は見たことはありますが今回の周防さんの映画はよりリアルに描かれていて、1回拘置されるとこういう生活を送らなければいけないのか、とつくづく寒々としたものが胸を吹き抜けました。そして裁判。どんなに秀れた弁護士がついても裁判官によって判決ってどのようにでもなることにア然。
日本の男たちは総て見ることをおすすめします。“痴漢”に間違われないための教科書といってもいい映画です。満員電車に乗る時はどんな状況でも必ずお尻から乗りこむべし、電車内では両手を上に挙げておくか、両手を脇の下にはさみこんでおくべし、というように…。なんという世の中!! を実感。
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周防正行監督11年ぶりの新作「それでもボクはやってない」。冤罪事件と日本の裁判システムについてをドキュメンタリーの手法ではなく、きっちりと「映画」として描き出した超傑作 !! 注・内容(カメラワーク)
シンプルな作りなのに,素晴らしく奥深い見応え。
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とてもみたい映画です。
周防監督が漸く作られた映画のテーマが予想を大きく覆されたということも見たい理由になりますが、なんといっても周防監督の作品だから、必ず見たい、ということでもあります。
おすぎさん、映画としての評価は、いかがなのですか、って、ここでお書きになるのですから、言わずもがななのですね。