おすぎ
2007-02-06 14:35

サマセット・モームの原作“劇場”を映画化したのがハンガリーの巨匠イシュトヴァン・サボー監督作品「華麗なる恋の舞台で」であります。舞台大好き人間は必見の映画だし、映画ファンも、この作品には拍手喝采、間違いなしでしょう。
1938年のロンドンで舞台女優として並ぶもの無しのジュリア(アネット・ベニング)は外見と違って、毎日の生活にウンザリしていた。そこに息子と同じ年齢のアメリカ人青年トムが現われ、恋におちてしまいます。この時のアネットが素晴らしいのです。退屈している時の顔と、若者と一夜を共にしたあとの朝の顔が180度変化する。見ていて思わず“判るわぁ〜”と共感してしまうのです。
ところがトムに若い恋人が出来、それも新進の女優。トムに頼まれて次の舞台で共演することに…。監督は夫のマイケル(ジェレミー・アイアンズ)。リハーサルに入った途端、夫とその女優が怪しい関係らしいと息子のロジャーが教えてくれた。
さあ、ジュリアの復讐が始まる。といっても、この時点で何が起こるか観客には判らない。でも、映画がすすむうちに、アッという驚きが…。熟年女性の怖さは、なんと鮮やかで、なんと華麗で、なんと痛快なことか…。楽しい楽しい映画!!
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