2007-02-27 07:00

ロバート・アルトマンは偉大な監督だったと私は思っています。
「M★A★S★H マッシュ」も傑作でしたが、彼はアンサンブル劇において、その才能を見せつけてくれました。「ナッシュビル」のように音楽を題材にしたもの、「ショート・カッツ」のように人間の側面を巧妙に描いたものは特に素晴らしいものを持っていました。
そのアルトマンが去年11月に亡くなりました。
そして1本の映画を残してくれていました。
それが「今宵、フィッツジェラルド劇場で」であります。
ミネソタ州のセントポールにあるフィッツジェラルド劇場では雨の土曜日の夜、全米のリスナーに長年親しまれてきたWLT局のラジオ番組「プレイリー・ホーム・コンパニオン」の最終公開録音が行なわれようとしていた。
この映画は、この公開録音に参加するミュージシャンとMCのギャリソン・キーラー、保安係、ステージマネージャー、その助手、配給係などのスタッフが織り成す、楽屋とステージの模様を描いた、「ショート・カッツ」プラス「ナッシュビル」を2で割ったような楽しい映画です。
見どころは沢山ありますが、特にメリル・ストリープとリリー・トムリンがデュオで歌う“スワニー”は必見であります。思わず笑ってしまったり、手を叩いてしまいたくなるような映画です。
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