おすぎ
2007-03-20 08:00

「ロボコップ」「氷の微笑」のポール・バーホーベン監督が20年振りに故郷のオランダに帰って作ったのが「ブラックブック」であります。今まで“ナチス・ドイツ”を取りあげた映画の多くは“ナチス”が悪者として描かれてきました(ナチスの兵隊の中にも良い人はいたでしょうが、人道的立場から言えば非人間的な組織でした)。
ところが「ブラックブック」はオランダのレジスタンス運動に従事している人間の中の裏切り者を取りあげています。
1944年、ハーグで歌手をしていたラヘルは、ドイツ軍から解放されたオランダ南部へ逃げようとして仲介人にまかせるが、何者かの裏切りによって、家族も殺され、かろうじてラヘルだけ生命をながらえることが出来た。彼女は名前をエリスと変え、情報収集のため(レジスタンスの組織への…)ドイツ将校の元へ身体を張って乗りこんでいくが…。敵であるはずの将校を愛してしまうエリス。レジスタンスの仲間が行動を起すとそこには必ずナチスが現れ、仲間は殺されてしまう。濡れ衣をきせられるエリス。はたして裏切り者は誰…。
暗くなりがちなテーマを見ごたえのあるエンターテインメントにしたポールの腕は見どころであります。
■「ブラックブック」の作品情報・映画館情報はコチラ
- 公開映画
- コメント(0)
- トラックバック(4)

