おすぎのシネマ言いたい放題

映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このブログのなかにある!

プロフィール

プロフィール画像
おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。
テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

最近のレビュー・記事

このブログで使用したタグ

ブックマーク

RSS1.0

「恋しくて」

おすぎ

恋しくて
沖縄を中心にして映画作りをしている中江裕司監督の新作は「恋しくて」。
石垣島出身のミュージシャン“BEGIN”のエッセイ“さとうきび畑の風に乗って”にインスパイアされ、彼等からの話も聞き、彼等のエピソードに、中江自身のオリジナル・ストーリーを混ぜて作られたのが「恋しくて」です。

タイトルの「恋しくて」はBEGINの大ヒット曲の題名からとったものです。映画のオープニングは高校生になった加那子(山入端佳美:やまのはよしみ)が幼馴染みの栄順(東里翔斗:あいざとしょうと)と再会するところから始まります。加那子の兄のセイリョウ(石田法嗣:いしだほうし)の「バンドやるどー」の一声で、楽器も弾けない連中がバンドを組むことに…。
この素人バンドがどのようにして東京のテレビ局のコンテストにまで進出してくるかを、中江独特の明るく、前向きに、石垣島の風習・風俗も取り入れて見せてくれます。“八重山バンド天国”というコンテストに出場するバンドは全て石垣島で活躍しているバンドたちなのが楽しい。

加那子と栄順との淡い恋も、携帯の無い時代の“切なさ”や“期待感”がにじみ出ていて懐かしさが一入であります。セイリョウ役の石田法嗣がとてもさわやかで、その上、哀感があっていい!!

■「恋しくて」の作品情報、劇場情報はコチラ


この記事へのコメント
印は入力必須項目です。
名前
URL:
Mail:
コメント
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
トラックバックURL
  • トラックバックURL
  • http://blog.seesaa.jp/tb/54063657
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
  • 恋しくて
  • ケントのたそがれ劇場
  • 2007-05-08 20:47
★★★☆  あのイカ天キングになりプロになった、沖縄のバンド『ビギン』をモデルにした映画である。学園を舞台にした音楽スポコンものだが、『スウィング・ガールズ』や『リンダリンダ』とは全く違うムードの作品...
あー。沖縄でこの映画をみれて幸せ。そう思いました。高校生の頃があんなに輝いて見えるということは私も随分歳をとったものだなあ。この映画を見ていると強制的に高校生の頃の自分を思い出させてくれます。私は日本...
4月28日から沖縄県桜坂劇場とリウボウホールで、また5月3日から6日までは舞台と