おすぎ
2007-04-10 07:00

ヨーロッパであれ、世界中であれ“王族”とか“王室”とかいうものは何となく耳目を集めさせてはいけない、という空気が私たち日本人にはありますよね。
そんな中、スティーブン・フリアーズ監督が作った「クィーン」を見た時、ショックを受けました。
いえ、良い意味でのショックです。イギリスの王室を襲ったスキャンダルの渦の中で、エリザベス女王はどのように考え、行動したのか。時の首相のブレアは、その時、どんな働きをしたのかを美事に描いたからです。
スキャンダルとは勿論、ダイアナ妃の事故死です。すでに民間人に戻ったダイアナに対して王室の反応は冷ややかだった。その中でブレアは国民が王室に対して反発を持たないために何をしたら良いかを模索し、王室と国民の橋渡しになることに徹した様を本当に美事に描き切りました。その展開は上質のサスペンスを見ているみたいです。
エリザベス女王を演じ、米アカデミー賞でオスカーを手にしたヘレン・ミレンはシリアスなまでにエリザベス女王を演じ、気晴らしに出たスコットランドの大自然の中、自動車の故障で、助けがくるまでたったひとりになった時の女王の様には、思わず喝采を叫ばずにはいられませんでした。
必見!!
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