2007-06-14 10:24


先週の水、木曜日の夜は“悲惨”の一言だった。
試写を見て何か書いたり、言ったりすると相性の悪い監督から罵倒される可能性(そんなこと少しも怖くないが、多少ウットウしいので…)があるし、試写をほとんどまわさなかった監督デビュー作の映画も、お金を払って見れば何を言っても書いても良し、と勝手に判断して映画館へ。
北野武監督「監督・ばんざい!」は見終わって、完全に食欲を無くしてしまい、知り合いのイタメシ屋で軽くパスタを作ってもらったのでした。
映画を作る情熱も、何を作っていいかも無いなら、監督、少し時間を置いてジックリ挑戦したらいかがなものですか。
私には監督が“悲鳴”をあげているように感じられました。黒澤監督の「夢」という映画に触発されたのか、クロサワもあんなものを作ったんだから自分も作っていいじゃ〜んと思っているなら間違いです、と言いたい!!
一方の松本人志監督の「大日本人」、映画さえ作らなければ“天才”と思いこませていられたのに…。
映画以前の姿勢の問題でしょうね。特にラストのシークエンスを見て何が起こったのか理解不能に陥りました。この方は多分“病気”か“神がかり”なのだろうと、そうなら納得もいくのですが…絶句でした。
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ここにあげられた二作品に共通したものは、「どう思ったか言ってくれ」と
あたかも精神科医がロールシャッハテスト(インクなどを挟んで二つ折りにした
紙に広がった模様を見せて、その反応で心理状態を判断する診察方法)をして
見せるような「まんま感」なのかなー、と思います(善意的に捉えれば)。
ただし、処方箋があれば。すなわち「このシーンのこの辺はこれこれこういう
ことで」などと昔の弁士のように立ち会って解説してくれるのなら、観てる
その場でツッコミも入れつつ楽しめるのに、と。お茶の間のTV番組のように。
映画館で静かに観てる作品とは別物ですね。