おすぎ
2007-11-20 10:00

複葉機という飛行機がスクリーンを所狭しと活躍した映画を久しく見ていません。古くは1927年の「つばさ」、1966年の「ブルー・マックス」などがありますが、私の好きなのは日本から石原裕次郎さんが出演していた「素晴らしきヒコーキ野郎」でした。飛行レースを描いた70ミリの大作で、夕焼け空を何機もの複葉機が飛んでいる様は夢を見ているみたいでした。あれから何10年も過ぎて60過ぎてからスクリーンでお目に掛かるとは思いませんでした。
「フライボーイズ」は第一次世界大戦にアメリカが参戦しなかった時、アメリカ人が志願兵としてフランスに渡り、連合軍に加勢しました。アメリカ人初の戦闘飛行中隊“ラファイエット戦闘機隊”の実話を基に作られた映画です。カウボーイとして生きてきたのに牧場を銀行からとられてしまったローリングスは、ヨーロッパで奮闘する戦闘機パイロットの姿をニュース映画で見てフランスに渡ります。ラファイエット隊に加わった彼の同僚たちはそれぞれの事情を背負った者ばかりでした。フランス人の上官に指導されながら初の出陣へ。
今、考えると、なんと大らかな戦争だったのか(勿論、当時は悲惨なものでしたが…)、複葉機の飛ぶシーンの牧歌的なこと…。悪あり、友の死あり、友情ありの大作です。ジェームス・フランコ、ジャン・レノが好演。ケッコウ好きな映画です。
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