おすぎのシネマ言いたい放題

映画評論家おすぎが、公開映画を一刀両断!いま観るべき映画の答えは、このブログのなかにある!

プロフィール

プロフィール画像
おすぎ
1945年神奈川県生まれ。映画評論家。
テレビ、ラジオ出演のほか新聞・雑誌の執筆、講演やイベントの企画制作など多岐にわたり活動している。

最近のレビュー・記事

このブログで使用したタグ

ブックマーク

RSS1.0

ジェシー・ジェームズの暗殺

おすぎ

ジェシ.jpg

40歳過ぎているのに今だに人気者のブラッド・ピットが、製作もし、主演もしている「ジェシー・ジェームズの暗殺」は、伝説的存在で、真の人間性が見られないジェシーが本当はどんな人物であったのか、そして若い仲間のロバート・フォード(ケイシー・アフレック)に何故、暗殺されなければならなかったのかを描いた“心理ドラマ”であります。ジェシー・ジェームズと聞けば“西部劇”と思ってしまう人は要注意であります。勿論、列車強盗も銀行強盗もドンパチもあります。が、描こうとしているのはロバート・フォードとジェシーとの関係です。ジェシーに憧れて、彼の仲間となったロバート、しかし、ジェシーが怖れていたのは保安官でも追っ手でもなく仲間だった。ジェシーは次々と仲間を撃っていきます。もっとも信頼していた仲間を撃たなければいけない立場のジェシーにカリスマ的な存在感はありません。監督のアンドリュー・ドミニクは、その心理の象徴として荒野、それも晩秋から冬にかけての風景の中にジェシーを立たせます。空は何時も寒々としたブルーで、そこを雲が幾つも流れていきます。

そういうシーンが何度でも出てきて、観る方はイライラしてきます。要は、この映画が伝えたかったことはラスト15分だけで充分だったと私には思えるのです。暗殺してしまったあとのロバートの姿、そこは非常に興味を持てるテーマがあります。とにかく長い。2時間40分。40分は切って欲しかった。ケイシー・アフレックがいい!!

-----------------------------------------------
■「ジェシー・ジェームズの暗殺」劇場・作品情報はコチラ
-----------------------------------------------


この記事へのコメント
印は入力必須項目です。
名前
URL:
Mail:
コメント
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
トラックバックURL
  • トラックバックURL
  • http://blog.seesaa.jp/tb/78695660
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
「ジェシー・ジェームズの暗殺」★★★★☆オススメブラッド・ピット、ケイシー・アフレック主演アンドリュー・ドミニク 監督、2007年、アメリカ、160分映画の中では「有名な」という言葉が何度か使われた主...