「ネバーランド」で人間洞察の鋭さを見せてくれたマーク・フォースター監督が、カーレド・ホッセイニのベストセラーを映画化したのが「君のためなら千回でも」であります。
映画は、2000年のサンフランシスコから始まります。小説家を夢見たアミールは初めての小説が出版された日、一本の電話を受けとります。故郷アフガニスタンで父の友人だったラヒム・ハーンからだった。ハーンはアミールに衝撃的な事実を伝え、20年振りにパキスタンで会いたいと言う。初めは断ったアミールだが、真実はあまりにも重かった。
まだアフガニスタンが平和だった頃、1970年代、ソ連軍が侵攻してくる前、アミールは上流社会の一員だった。裕福な家庭ではあったが母はアミールを出産する時に亡くなり、父親の手で育てられた。そんな境遇の心の支えは、召使いの息子でひとつ年下のハッサンだった。幼い頃から一緒に育ち、いつも行動を共にしていたふたり。冬休み最大のイベント、凧揚げ合戦の日、アミールとハッサンは最高の栄誉を手にしたが、悲劇が待っていた。ハッサンに起こったひとつの出来事を目撃したアミールは、その時からハッサンを避け、ある裏切りをしてしまう。離れ離れになったふたりを、尚、引き裂いたのはソ連の軍隊だった…。一本の電話でハーンに会ったアミールは、タリバン政権下の故郷に入らざるを得ず、アフガニスタンに向うのだった…。
子供の頃に裏切った代償を払うアミールの前に繰り広げられるストーリーは驚愕そのものです。心を打つ行動を見ながら涙が出てきました。人間の絆をシッカリ見て欲しい。
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アミールの子供時代に犯した罪(と言えるかは否ですが)【すこい】
彼は、大人になっても(ロイヤリティ精神を持つ)子供に、また、助けられている場面。
…情けない。が、実際、自分だったら…どうでしょうね。
場慣れしている子供に助けられてたでしょうね。
凧揚げの優勝とは間逆にある【悪意】の衝撃的な出来事。
そして、その子供にまで及ぶ行為。
性的虐待。許せません。人であれ、男女であれ、大人子供であれ、他の生を受けた物に対してもです。
子供は守るべきものです。守らなければならないものです。
目をやられたくらいでは罪が軽い。
『I'm dirty.』だから、お父さんとお母さんがいなくて(死んで)よかったって思ったりするんだ。
そんな言葉を言わせてしまった大人、環境、世界。
私は裕福ではないですが、人に恵まれた環境で育ち、今に至ります。
日本国内、また、他の国々で日常に起こる【悲惨な死や出来事】を何も知らない(私を含め)見て貰いたい作品です。
目を背けず。